正式な起源はわかっていませんが
よく知られているのが、
17世紀頃、トルコでは恋人への贈り物として文字や言葉ではなく
花に思いを込めて恋人に贈る風習(セラム)があり、
その花のイメージから花言葉が出来上がりました。
その後、18世紀前半にヨーロッパへ伝わり
19世紀にフランスで花言葉が大流行し、
やがて世界各地に伝えられていきました。
日本に輸入されたのは、19世紀末と言われています。
当初は輸入された花言葉をそのまま使っていましたが、
次第に、日本の風習や歴史に合わせて
日本独自の花言葉が形成されていきました。
このように、花言葉はそれぞれの国の歴史や風習、
神話や伝統から生まれているため
同じ花でも国によって花言葉が全く違う場合があります。